他人との距離感覚

          = 誰かに近づきたい症候群? = 

 

 

 

数年前、ウィーンに行ってきたんですが、スペインとオーストリアの国民性の違いには 

今さらながらビックリさせられました。私達が宿泊したホテルは地元のオーストリア人 

やドイツ人で満員盛況、朝食時には自分の席を確保するのに一苦労だったのですが、 

 

         ところがナント、と~っても静かなのです!! 

 

いえいえ、みんなおしゃべりはしているのです。でもスペイン人たちと違って、とても 

ちいさな声でヒソヒソと話すのです。信じられませんでした! もしこれがスペイン人 

なら、そりゃあもう、けたたましい食堂となっていたに違いありません。 

 

そればかりかこの国の人達は、携帯で話すときも、とてももの静か。「オーラー!」と 

背後で突然叫ばれ、ビックリして振り返るスペインとは、全くの別世界なのでした。 

もちろん街もきれいですし、バルセロナと違って、ゴミも犬の糞も落ちてやしません。 

          

でも、ワタシは見てしまったのです! スペインに帰る機内で、座ったばかりのドイツ人

夫婦が、突然大声でしゃべり出したの です。 

  何がどうなっちゃったの?  彼らの道徳心は、自分の国の中だけなの?? 

(そういや彼らスペインに来ると平気で道にゴミを捨てるって、誰かが言ってたっけ)

 

とっても違うドイツ人とスペイン人。でも私たち日本人から見れば、彼らはほぼ一緒、 

いわばヨーロッパ人という同じ種族です。そして彼らと私たち日本人との間には、 

それこそ深くて暗い河(ちょっとオーバー?・・)が横たわっているのです。 

 

 

           それは、人と人との間の距離感覚です。 

 

 

先日、バルセロナの街を歩いていると、二人のセニョール(男性)が激しい口喧嘩を 

していました。それこそ100メートル先まで聞こえるような大声で、相手をののしり 

合っているのです。二人とも両手を思い切り上げたり下げたり、広げたりすぼめたり 

・・・、ラテン系の人々の動作はホントに忙しいのなんの!! 

 

とくに異様だったのは、彼らの距離です。もうお互いの鼻の先がくっつきそうに、顔と 

顔を近づけて、お互いの唾液も、相手の顔にふんだんに噴射しまくっていて、それは 

それはオドロオドロシイ光景なのでした。

 

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            こんなこと、日本ではあり得ない! 

  

喧嘩をするということは、怒りを感じているということ。だったら、なるべく離れたい 

と思うはずだし、だいいち、そんなに相手(敵)に近づいちゃ危険でしょ!! 

 

      (もしかしてこの二人愛し合ってる?) 

                 (コロナ禍の今だったらリッパな犯罪?)

      ・・・とまあ、私たち日本人にはそう思えてしまうのです。 

 

 

でも実は、これはなにも喧嘩に限らないのです。道を歩いている時も、彼らはぶつかり 

そうになるまで人に近づいてきますし、突然目の前で立ち止まったり、人の前を平気で 

横切ったりするのです。もちろん遠慮のココロがないこともありますが、もしかすると 

彼らは、単に人に近づくのが好きなのかもしれません。 でもこれは以前にも書きまし 

たが、日本人にとって、許しがたき暴挙です! 

 

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        「無礼者、そこへ直れ、タタッ切ってくれるワ!」 

             (また言っちまった!!) 

 

それこそあの参勤交代の時代から、日本の平民はお上のために道を空け地面にひれ伏し 

そしてつねに、他人との距離感覚をとっていなくてはなりませんでした。でなければ、 

即刻タタッ切られるかも知れなかったのです。そして最小限の距離とは、きっと侍達が 

腰に差していた大刀の長さだったことでしょう。 

 

 

    ーーそういや、フランスに住む娘がこんなふうに怒ってましたーー 

 

映画館に行ったらガラガラで、これはユッタリ映画が見られると喜んでいたら、次に入 

ってきたカップルがすぐ隣りの席に座ってビックリ。 いくらでも他の席があるのに、 

なんでわざわざ、ぴったりすぐわきにに来なきゃいけないのよっ!! 

 

 

そうそう、パリのカフェやレストランでは隣りの席との距離が異常に近く、みんな隣り 

とくっつくようにして飲んだり食べたりしてたっけ。ここバルセロナでも、お店の 

ウインドーをのぞいていると、必ずといっていいほど誰かやって来てのぞき始めるし、 

こっちが商品に手を差し出すと、これまた誰かが必ず同じ物を掴むのですから。 

 

そればかりか、人と会えば何度も頬をくっつけてチュッチュしたり抱き合ったり、 

 

     ヨーロッパ人の誰かに近づきたい症候群はそうとうのもの。 

 

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考えてみればヨーロッパにも騎士の歴史があったはず。彼らにタタッ切られた人達も 

少なくなかっただろうに、何故その感覚が消えてしまい、どうして私達日本人には 

いまだにあの頃の「他人との距離を保とうとする感覚」が残っているのでしょうか?  

 

 

       いやはやなんとも、不思議なことではありませんか! 

 

 

 

 

       ーー次回は「車の運転」をお送りする予定ですーー 

                ♣    ♣ 

 

 

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テレビ映画はいつも垂れ流し

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                         = あれっ、主人公変わっちゃったの? 

 

    今となってみると、日本にはかなり面白いテレビ番組が多かった! 

 

そう、好きだったのは、ドリフのもしものシリーズ、ドラマ家政婦は見た! 

ものまね王座決定戦”“子供のど自慢(タイトル不明)、各種ドキュメンタリー、 

それにチャレンジスポーツもの(やっぱりタイトル不明)などなど(まだやってる?) 

 

 

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でもここスペインにはまともな番組は皆無、テレビはほとんど映画の垂れ流し。それも 

ちょっと前に放映した映画を、何度も繰り返し使っちゃうのですから、タマリマセン! 

 

          でも、問題はそれだけじゃないんです。 

 

久しぶりに面白い映画が終わって。 これはいつ頃の誰の作品なんだろう、一体どんな 

俳優が出ていたんだろうと、最後の字幕を楽しみにしていると、EL FIN 

(終わり)の文字が顔を出したとたん、ブチッ!! と映像をぶった切っちゃって、 

 

     なんと、もう次の映画が唐突に始まっているではありませんか! 

 

 

あのネ~、最後の字幕は、映画の余韻を楽しんだり、いいたいことは何だったのか? 

を考えたりするためにも、とっても大切だと思うんだよね~! それに局としたって、 

少ない予算でやっと買ったビデオなんでしょ? 少しでも引っ張って見せておいた方が 

得なんじゃないの??・・・とタテツイテみても、通じる相手じゃありません。 

 

テレビ局にとって、より重要なことは、視聴者を自局に引きつけておくこと。ウンヌン 

言わせず、トイレにも行かせず、続けて映画を見続けさせておけばよいのでしょう。 

 

そこで各局は、同じような映画を買って、それを立て続けに流し続けるという戦略的な 

方法をとっているわけです。もちろん主人公もきわめて似通っています。このあいだも 

あのシュワちゃん、シュワルツネッガーの映画が終わったら、シルベスタ・スタローン 

が登場したのでした。 いうまでもなく映画の中身だって、似たか寄ったかです。 

 

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            きっと映像配給会社には、 

 

拳銃乱射、爆破シーン満載、暴力=ものだとか、動物と仲良し、子供主人公、 

胸キュン家族愛=ものだとか、宇宙旅行や宇宙人登場、未来空想=ものだとか、 

航空機内、テロリスタとの戦い、でもハッピーエンドものだとか、あるいはまた 

豪華絢爛ファッション、お涙ちょうだい、一大恋愛=ものなんていう、映画選択の 

ための様々なキーワードが用意されているのでしょう。 

 

こうして各局は毎日、テーマも、映像やBGMや俳優の雰囲気も、きわめて酷似した 

映画を次から次に垂れ流し続けてくれるわけです。それも前の映画の終了とともに次の 

映画が始まってしまうのですから、よほど気をつけていないと、 

 

    179.gif アレ、いつの間に、主人公が変わっちゃったんダロ? 182.gif 

 

ってなことになりかねません。 とくに私のような、能天気やお年寄りは要注意!! 

同じ映画が続いていると思いこんで、ズルズルと4時間も5時間も、テレビ局の罠に 

はまっている人は、ここスペインでも相当数に達しているのではないでしょうか?? 

 (もしかすると、主人公が変わったことさえ気づかない人もいたりして・・・) 

 

     スペイン人さん、お互い、洗脳マシーンには気をつけようネッ! 

 

 

 

 

     ーー次回は「他人との距離感覚」をお送りする予定ですーー 

                ♣    ♣ 

 

 

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             みんなアベコベ、日本とスペイン!(13)

              Todo lo contrario, Japón y España)

 

                         = 読めるものなら、読んでみな!

 

       異国に住む者にとって、テレビは重要な情報源です。 

 

外国語の聞き取りに慣れるということもあるけれど、まだまだ知らない地元の興味深い 

街や観光地、お店やレストラン、珍しいお祭りや芸能文化行事などを、居ながらにして 

知ることができるからです。 

 

ところが「ほう、これ、面白そう!」と思っても、それがどこにあるのか、いつどこで 

開催されるのかを知ることは、まさに至難の業!! 

 

 

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 まず第一に、地図が表示されることはまずありません。日本なら必ず懇切丁寧なマップ 

が添えられていますよね? でもここはもし地図が出ても、「え、これ、どこなの?」 

と考えているうちに、1、2秒(時には1秒以下)でサッサと消えてしまうのです。  

 

地名も同じです。そうでなくても私たちは、突然アルファベットの文字が並んでも、 

すぐには読み切れません。 とくにここバルセロナの地名はカタルーニャ語、みょう 

ちくりんな記号も使われるので、とても一瞬で判別できるものではありません。  

 

  まるで、読めるものなら読んでごらん!・・と、あざけり笑ってるみたい。 

 

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聞けば、地元スペイン人でさえ読めないことが多いんだそうです。 でも画面に地図や 

地名が出れば、まだいいほうです。アナウンスだけとなると、もうこっちはお手上げ、 

カタルーニャ語は発音もまたむずかしいのです。 

 

 

          でも、テレビって何のためにあるの? 

 

 

日本で私がテレビに携わっていた時には、「いつでも視聴者にわかりやすい放送を!」 

という言葉を、毎日のように上司から聞かされたものでした。地図や地名は当然の事、 

「中学生にもわかる言葉づかいを!」がモットーでした。それでも理解できなかったり 

聞き逃した人から問い合わせがあると、かなり親身になって応対したものです。 

 

  しかしここでは放送局に電話をかけても全く対応してくれないそうなのです。 

 

一体、彼らは何のために働いているのでしょう? テレビやラジオは市民に情報を提供 

するためのものじゃないの? でもきっと、いや絶対に!、彼らはそんな事はまったく 

考えもしません。  

 

だから「チョイと地図や地名でも入れてみっか!」てな気分になった時以外はナ~ンモ 

しないし、挿入時間のことや問い合わせへの対応など、ハナから念頭にありません!! 

 

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そうなんです。前にもお話ししたように、ここでは、店員はお客さんのためではなく、 

会社員はお得意さんのためではなく、役所の職員は市民のためではなく・・・・・、 

 

       みんなみんな、自分のために働いているのです!! 

 

 

        その原因の一つは、学校教育にありそうです。 

 

日本では経済学や経営学などを専攻すると、大抵はまず最初に「コンシューマリズム」 

(消費者志向主義、あるいは消費者指向主義)という科目を学ばされます。 いや、 

そんな大それた学問でなくても、小学校だって社会科の教科書には、「お客さんの身に 

なって考え、お客さんが喜んでくれるように工夫して、働きましょう!」と、書かれて 

いるはずです。 

 

ところがここスペインばかりかヨーロッパ各国では、どうやらこういった教育はなされ 

ていないらしい(すみません、確実ではありません)のです。 何人かの若者に聞いた 

限りでは、彼らは一度もそんな教育を受けた事がないと言うではありませんか。 

 

 

なんと、我が国の教育は欧米から取り入れられたものとばかり思っていたら、もしか 

すると「コンシューマリズム」はアメリカから取り入れたもので、ヨーロッパとは何の 

関わりもないのでしょうか?  

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        だってこの言葉、「コンシューマリズム」は、 

 

 英語の辞書には載っていても、スペイン語の辞書には影も形もないのですから! 

 

 

 

 

   ーー次回は「テレビ映画はいつも垂れ流し」をお送りする予定ですーー 

 

                ♣    ♣

 

 

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 日本語はきわめて特殊かつ不思議な言語です。欧米語をはじめとした諸外国語とは、

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“バカ!”なんて、愚弄の言葉にも入らない

             みんなアベコベ、日本とスペイン!(12)

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                         = 愚弄のコトバ(第2弾) =

 

      “Hijo de puta !!”イーホ・デ・プータ!(売春婦の息子) 

 

これがスペインの愚弄の言葉でした。こういった、人をののしる言葉は、使っている 

本人たちもいわば習慣的突発的に口にしてしまうのでしょうから、実際のところ我々が

その本当の意味を理解するのは至難の業なのかもしれません。 

 

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それにしても、なんと強烈な言葉なのでしょう。日本に、こんなののしり言葉がある 

でしょうか? たしかに、「お前のカアチャン、でべそ!」なんてのもありますが、 

「売春婦の息子!」に比べれば、そりゃあもう可愛いもの。 

 

むかし親子喧嘩をして、母が私に向かって「馬鹿、カバ、ちんどん屋!」と言った後、 

思わず「お前のカアチャン、デベソ!」と続けてしまった時には、あんまり可笑しくて 

我が家のドジかあちゃんを愛しく思えてしまいました。 

 

 

   ところでネットに、ある中国人がこんなようなことを書いていました。 

 

 

ーーーーー 中国人から見れば、「馬鹿!」なんて、ののしり言葉のうちに入らない。 

日本にいた時もっと口汚い言葉はないかと探してみたけれど、なんと日本には汚い愚弄 

の言葉がほとんどない。これには、ほんとうにビックリした。 

 

しかし中国にはいやというほど沢山の口汚いののしり言葉がある。中国人は生まれた 

瞬間から人をののしる必殺技を隠し持って生きているようなもの。しかもその種類の 

多さは、おそらくは世界一と言っていいだろう。そして狙いを定めて発射すれば 

間違いなく相手を仕留める威力を持っている。 

 

               731a2f3ba101bb9295b7ba3db927cab424accd90_6_788075492_67_medium.jpg                                   

     なかでも最強の、ののしり言葉の一つが、 

           「操[イ尓]媽 !」(ツァオニーマー) 

          (お前のカアチャン、てごめにしたるデ~!)  

 

中国人にとって最大の勝利の快感は、敵国の女性をてごめにすることだった。しかし 

この言葉は日本人には通用しなかった。なぜなら日本人をこき下ろす最強の言葉は、 

なんと、中国人にとってはとるに足らない「馬鹿野郎!」だったのだ。 ーーーーー 

 

 

そういえば英語でも何かというと例の「Fuck you !」が使われます。これもちょっと、

中国の「ツァオニーマー!」に近いのかもしれません。 

 

以前うちの娘がニューヨークに住んでいて彼女の運転する車に乗った時、何度か大声で

他の車に向かってこう叫んだので、ビックリ仰天したことがありました。もしかしたら

日本以外の国では、こういったシビアーな愚弄の言葉が当たり前なのかもしれません。 

 

            a6551283960775a3a77d052d84e61f7c4ed5d0ba_6_788075493_191_medium.jpg 

 

 

 

   それに比べて日本人は、なんと穏やかで礼儀正しい民族なのでしょう。 

 

                227.gif 

 

汚い言葉を使わないばかりか、美しいものが大好き、そしてなによりも清潔好きです。 

先ほどの中国人も日本人の描く絵の清々しさに心を奪われ、それからは毎日のように 

お風呂に入るようになったそうです。 

 

そういえば、スペイン人の足も体もキョーレツ臭い! 一緒に風呂に入ったりしたら 

大変なことになるかもしれません。(もちろん人によりますが) 考えてみればその昔

パリなどでは家の窓から糞尿を投げ捨ててたそうですから、ヨーロッパ全体がそうとう

臭く汚い所だったのかもしれません。 日本に生まれてヨカッターッ!!! 

 

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   ーー次回は「お知らせはいつもブッキラボー」をお送りする予定ですーー 

 

                ♣    ♣

 

 

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馬鹿にするコトバは“バカ!”じゃない

             みんなアベコベ、日本とスペイン!(12)

              Todo lo contrario, Japón y España)

 

                         = 愚弄のコトバ = 

 

 

街の中を歩いているときも、スペイン人ときたら、まったく頭に来ることばかり。 

 

以前もお話ししたように、平気で人にぶつかってくる、全くよけようとしない、後ろ 

から人の靴のかかとを踏む、人の前を横切る、道の真ん中で突然立ち止まる、集団で 

しゃべりまくる、急に後ろで大声で携帯をかける、ダレカレかまわずタバコをせがむ、 

・・・。 

 

そんな時彼らに投げつけてやりたくなる言葉はというと、やっぱりボクの場合は、 

 

            57.gif バカヤロー ッ! 

     

          ・・・なんですよね(失礼しました)。 

 

もちろん他にもどあほう!とんま!のうたりん!唐変木! 

スットコドッコイ!と、いくらでもあります。(ますます失礼、それに古すぎ?) 

 

でも何故かこれらは、ほとんどが頭が悪い!を意味する言葉です。つまり私たちが 

何かにつけてこの言葉を相手に投げつけるのは、日本人にとっては脳みそが正常に働か 

ないということは、何にもまして恥ずかしいことであるのかもしれません。 

 

無理もありません。子供のときから受験戦争の中で少しでもカシコク(?)なることを 

強要されて生きて来た日本人にとって、「バカ!」は何にもまして、大きなダメージを 

与えたり受けたりする、強烈な一撃となることでしょう。 

 

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  ウチの日本語クラスの唐変木・生徒!   

 

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            そのスットコドッコイ教師(つまりアタシ)!! 

 

 

ところがスペインでは馬鹿!という言葉はあっても、それはあまり人を馬鹿にする 

ものではないようなのです。日本語クラスの生徒に聞いたところでは、もし馬鹿! 

と言われても「あ、そう!」ぐらいで、とくに愚弄されたとは考えないんだそうです。 

 

(最近わかったことですが、スペイン語で「バーカ」は牛ですが、同時に「デブ」と 

いう意味にもなるそうで、やはりかなり怒り出す人もいるそうです、念の為) 

 

 

でもここでは、人を馬鹿にしたり愚弄したりする時にどんな言葉を使うのでしょうか? 

 

            47cd1404913ff9e1355960a00f9874351a0b4252_6_773152830_214_medium.jpg 

 

               それはなんと、 

 

     “Hijo de puta !!”イーホ・デ・プータ!(売春婦の息子)  

            

他にまだまだありますが、ダントツ一位がこのののしり言葉(売春婦の娘もある) 

なのです。たしか売春婦も職業の一つとして認められ年金まで支給されると聞いていた 

ここスペインで、一体なぜこの言葉なのか我々にはかいもく理解できません。 

 

でもテレビのお笑い番組ばかりか、日本映画の吹き替えで「バカヤロ!」などという 

言葉は、ほとんどがこの“Hijo de puta !!”に訳されているのです。字幕も同じです。 

 

 

先日思い切ってあるスペイン人にその意味を尋ねてみると、彼はこう説明したのです。 

 

「それは人の職業を差別するというよりも、避妊もせずに子供を作ってしまった最低な 

母親を持つ子供という意味で、その家族中を愚弄するすごくキツイ言葉なんだよね!」 

 

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なんだって? じゃあ結局、「バカヤロ!」に近い意味を持ってるの? でもそれなら 

なぜ本人にダイレクトに馬鹿と言わないんだ? うーん、やっぱり良くわかりません。 

 

 

     でもこれは、ここスペインに限ったことではないようなのです。 

 

 

 

     ーー次回は「愚弄のコトバ(第2弾)をお送りする予定ですーー 

 

 

                ♣    ♣ 

 

 

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“ I must ” は、義務なんかじゃない !!

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        ----- ・・・しなければ、ならない ??  -----

 

「今朝からなんだか歯が痛い、こりゃあ歯医者に行かなきゃならないかな~?」とか、 

「お金を使いすぎちゃった、もう少し財布のひもを締めなければいけないなあ」とか、 

私たちは日頃なにげなく、この「しなければ、ならない」形の、言葉を使っています。 

これは英語では“I must --”“I have to --”に、そしてここのスペイン語では 

“Tener que --”“Hay que --”といった言葉にあたります。 

 

 

そこでこの日本語教室でも、生徒たちがこういった意味のことを表現したい時には、 

「そういう時には、日本語では・・・しなければ、ならないというんだよ!」と、 

教えて、あげなければなりません。  

 

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    ところがこれが、スペイン人達にはどうしても理解できないのです。 

 

従ってこの不思議な表現を説明するためには、一連の手順を踏まなくてはなりません 

 

 

                 まず、 

 

日本には、何をするにもお上にお伺いを立てなければならなかった歴史がありました。 

 

      b4098601e13687db14c8ecc12061025a413048e5_6_724634095_236_medium.jpg 

 

      お上の意向を確かめるには、次の4種類があります。 

       

        1)   何かをしても、いい 

        2)   何かをしては、いけない 

        3)   何かをしなくても、いい 

        4)   何かをしなくては、いけない 

 

そしてこの 4)“I must--”“I have to--”“Tener que--”“Hay que--” 

に当たるのです。 

 

  ・・とまあ、こんな風に説明してみても、ゼ~ンゼンわかってくれません。 

 

 

彼らにとって奇妙なのは「なぜイチイチお上の意向を気にするのか?」もありますが、 

なによりもまず、「どうして二重の否定形でなければならないのか?」という点です。 

 

(ハハ、ここまで説明するのにも、どれほど「・・・しなければ、ならない」形の言葉 

を使っていることか・・。私たち日本人にとっては、ごく当たり前のことなのですが、 

スペイン人やヨーロッパ人達にとっては、なんとも不思議でならないようなのです) 

 

 

私達はこれらをまた、自分自身に課する責務や義務としても使いますが、彼らにとって 

“I must--”“I have to--”の言葉は、決して責務でも義務でもないようで、なんと 

それらは、毅然と胸を張った、彼ら自身の意思や権利の表現であるらしいのです。 

 

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            ある生徒はこう言いました。 

 

“I must--”“I have to--”を、・・しなければ、ならないと訳すのは、 

そのニュアンスが全く違ってしまって、極めておかしい。 もしどうしても翻訳したい 

なら、「・・する必要がある」とした方が、ずっと原文に近いはずだ!!」 

 

     う~ん、そうかな~~??? でも、なんか違うんだよな~? 

 

「・・する必要がある」は、“I need --”や、スペイン語の“Necesito --”という 

言葉に当たるはずだし、だいいち“I need --”“I must--”では、そうとう意味に 

開きがあるんじゃないの~~???  

 

         

          言葉の翻訳は、ほんとうにむずかしい! 

   でも外国人の心を完全に理解できるよう努力しなければいけないなあ 

 

 

 

 

 

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= 謙遜と ヘリクダリ =

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        ----- ツマラナイものなんか、欲しくないっ! ----- 

 

 

 

ヨーロッパ人(とくにスペイン人)に遠慮の気持ちが欠けているということは、 

当然ながら謙遜やヘリクダリのココロなんか、そのカケラもないということです。 

 

最近はここスペインにも沢山の英語学校ができていますが、彼らの英語力は一般的に 

きわめて低いといわざるを得ません。文法的にもほとんど同じ、そのうえ異常なまでの 

動詞変化もない英語をどうして習得できないのか、我々には理解できませんが・・・。  

 

   でも彼らは平気で「あんた、英語は話せるのか?」と問いかけてきます。 

 

ちょっと込み入った話をしようとする時に、こっちのスペイン語力を気遣ってくれるの 

はアリガタイのですが、なんと彼らの英語は最初の一行だけ。その後は、すっかりスペ 

イン語に戻ってしまっているではありませんか。 なんのこっちゃ!! 

 

   それでも彼は、「自分は英語がしゃべれるんだ!」と思っているのです。  

 

そんなわけで、私の日本語クラスの生徒にはこんな風に教えないわけにはいきません。 

 

「日本には謙遜のココロがあって、少ししか話せない時はもちろん、どんなに 

流暢に話せても、まだ少しだけしか日本語を話せませんというのですよっ・・・」 

 

        すると彼らは目をひんむいて食いついてきます。 

 

         afe7d7af5a32de7493012353a72afacfa91c8b00_6_699179970_157_medium.jpg 

 

「この文章は二重の否定になっている。つまりはマイナス×マイナスということで、 

結局はプラスになる。だから、私は少し日本語を話せると同じことではないか?」 

 

     うーん、まさにごもっとも。でもちょっと違うんだよネ~!! 

 

 

ここバルセロナもとどまるところを知らない日本食ブーム。日本料理を習いたいという 

人の数は年々増え続けて、私の日本語クラスにも教えて欲しいと頼み込んでくる人達が 

多くなってきました。何を習いたいの、と聞くと、そのほとんどが寿司刺身 

と答えます。 

 

「あのネ、日本ではね、お寿司が一人前に握れるようになるには、毎日、朝から晩 

まで修行して、10年はかかると言われているんですよ、とても私ごときが教えられる 

ものではありませんっ!」と、丁重にお断りするしかありません。 

 

でも彼らの顔はとても不思議そう、まったく理解できないのでしょう。そして現実に、 

半年や一年料理学校に通っただけで、こう胸を張るスペイン人たちが沢山いるのです。 

 

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        87.gif「ワタシはスシもサシミも料理できま~す!」 

 

 

もっとスペイン人たちに理解できないのはヘリクダリ。日本語には尊敬語 

丁寧語に加えて、謙譲語、つまり自分を相手より一段下げてへりくだって話す 

習慣があると話しても、それは彼らの理解の範囲をはるかに超えているのです。 

 

何故ならここでは、たとえ先生や大統領や、いや国王とでさえ対等な立場。 いやいや 

きっと感覚的には対等というより、自分自身が社会の中心に位置しているのです。なぜ 

自分を相手より下げなくてはならないのか、彼らには想像さえできないことでしょう。 

 

 

  「日本では贈り物をする時に、ツマラナイものですがと言うんですよ」 

 

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      42.gif「エーッ、ツマラナイものなんか、欲しくないよっ!!」 

 

 

 

 

  次回は「“I must”は、義務なんかじゃない!」を、お送りする予定です。 

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またこれは英語版のブログとなって世界中の人々に読まれ始めています。

      日本語の世界を、英語で旅してみませんか?

  「 What is Japanese ?   https://vivasouy.blogspot.com

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     メルマガ『どうせ人生・ケセラセラ!』が、本になりました! 

           

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もう一つの私のメルマガ『どうせ人生・ケセラセラ!』が、地球の歩き方

ダイヤモンド・ビッグ社から出版化され、全国の書店に並べられています。 

 

タイトルは、『熟年夫婦のスペイン行き当たりばったり移住記』。私たち夫婦の無謀な

移住の顛末と信じられないハプニングの数々がアレやコレや、次々登場します。

その後のバルセロナでの生活にもふれています。ぜひ一度目を通してみて下さい。 

 

 以下の地球の歩き方ブログでも、私の醜い顔とともに紹介されていますよっ! 

    http://blog.arukikata.co.jp/guidebook/e_report/2016/01/post_1066.html 

 

                  ★ 

                  ☆ 

 

          その他の著書を2冊だけご紹介します!

 

◎ 『脳みそのほんとうの使い方(How to use your brain ?)《ビギナーズ編》』 

  (日科技連出版社)〈こちらは一応ビジネスマン向けですが、やさしいです)〉 

 また姉妹編《マスターズ編》も出てます。書店になかったらお取り寄せください。 

 

◎ 『勉強っていやいやするもの?』(大日本図書) 

   〈中高校生向けですが、哲学についても、やさしく解説しています。

      書店にはないかもしれません、図書館でお読みください〉 

 

 

尚、著作権は放棄していません。この文章を引用する場合は必ず発行者へ連絡ください。